昨日のブログ、この子の正体は、「風船カズラの種」。
ぷくりと膨れた柿色の紙風船のような実の中には、この種が三つ入っている。
実が多少小さくてもちゃんと三つあるから不思議。
実が茶色くなりカサカサとしてきてクシャと割れると、
種が土に落ちて、自然に子孫が繁栄されるわけだ。
凄い仕組みだよなぁ。
種を取ってどう保存したらいいかな、瓶に入れておいたら良いかなと父に聞くと、
「これは生きているんだよ、ちゃんと息をしているんだ、
それを考えておいておきなさい」と。
そうだ・・・。命がここにあるんだ・・・。
こんない軽くて小さいけれど生命の塊なんだ、これは。
それが生きていることことを忘れてしまっている、
そんな小さな儚い命がいたる所にあるのかもしれない・・・・。
なんて愚かなんだろう、私。