先日、チャン・イーモウ監督の「初恋のきた道」を見た。
都会からやってきた若い教師に恋をした、
中国北部の小さなの女の子は文字を知らないため、
その想いをお弁当や料理に託す。
チャン・ツィイーの清らかな笑顔がとてもに可愛く、
四季折々の山の緑の変化が美しく、
そして蒸し餃子や炒め物の美味しそうな事・・・・。
想いを伝えるのにも、何かを作るのにも、時間も手間もかかるけれど、
自然に溶け込んだ、時の流れに逆らわない、そんな暮らしを羨ましく感じた。
最後、お父さんの棺を大雪の中、大勢の生徒が変わるがわる歩いて行く、
その姿に涙が溢れてきた。