きっとこうなるかもしれない、だから気を付けなければ、
と予測が出来ているにもかかわらず、
どこか「まぁ大丈夫っしょ」と根拠の無い楽観的主観で、大失敗することがある。
一息入れつつ読書をと思い、芝生の広がる公園へ向かった。
木陰の少し傾斜している黒土の上に差し掛かると、少しジメッとした感触があり、
こう言う所って滑りやすいんだよなぁと思いながらも、
「まぁ大丈夫っしょ」と責任感の無い悪魔の声のするまま進んだ途端、
案の定、ツルリッと踵から滑り転んでしまった。
で、結果がこちらの泥だらけ。
あまりにシナリオ通りで、そんな阿呆な自分をちょっと可愛く思えた、
梅雨の晴れ間の出来事。