神奈川県立近代美術館 葉山で開催中の
「陽光礼賛 谷川晃一・宮迫千鶴展」へ。
伊豆高原の自然あふれる生活を感じるような
瑞々しい光や濃厚な土と緑の香り、
温かい海風がどの作品からも漂ってくる。
↓宮迫千鶴 「緑の庭」
↓谷川晃一「雑木林の香り」
↓谷川晃一「亜熱帯の浜辺」
↓宮迫千鶴「南の島で」
この絵↑を見た瞬間、10日間のバリ島旅行を思い出し、、
同時に自分にとって大切なこと、それを置き去りにしていること、
そんなことがジワジワと浮かんできて、涙が滲んできてしまった。
絵画の他にもユーモアあるコラージュや布を使われた作品もあり、
全ての作品から、強い自然のエネルギーが感じられた。
抽象的なのに、その場の温度を感じるほど、とてもリアル。
美術作品を見ているながらも、どこでどう生きるか、どんな暮らしをするか、
その大切さを伝えられているような、そんな気がする。
近代美術館 葉山 という場所にとても合っている展覧会。