今年6月、3人足して161歳と言うオヤジウィンドサーファー仲間と、
三浦半島〜真鶴半島をウィンドサーフィンで横断された、俳優の石丸謙二郎さん。
コーナー冒頭から、明日は風が上がるぞあがるっと、
マイクの音量の針が振り切れんばかりに話されたので、
もうそれだけで、これまで海やウィンドサーフィンに余り馴染みの無い方にも、
興味を持って頂けたのではないだろうか?
さて、この写真を見ても少しお分かり頂けるかと思うが、
石丸さんは、もの凄く姿勢が良い方だ。
ピーンと胸が反って両肩が綺麗に一の字に並んでいる。
お腹も全く出ていない。
これは、日頃からトレーニングに励まれているからで、
しかも今回の相模湾横断の為に、3人揃って更に鍛え上げていたのだそう。
言ってみれば、それだけ外洋のウネリは半端ではなく、
またこれだけ鍛えていたから、4時間半もウィンドで走れたのだろうな。
近い内に南の島横断を企てているそうだが、その時も1人では挑まないのだそう。
これは、チャレンジしている中で得た感動感激が、
3人いれば3倍にも6倍にもなるから、と。
実際、大型バス程のウネリを抜け真鶴半島が小さく見えた瞬間から、
いいオヤジさん達が物凄い雄叫びを上げ、海上をウィンドサーフィンで疾走していたそう。
しかもこの時は丁度夕暮れ。
真鶴の海や空が真っ赤に染まり、そこを仲間とゴールに向かうのだから、
分かち合える喜びは3倍6倍どころではないと思う。
ただし…、沈(ボードから落ちる)をしたり、辛い状況に追い込まれた時は、
1人で何とかしようと頑張る、仲間に助けを求めるのは
本当に最後の最後、なのだそう。
格好良い…。
ウィンドサーフィンを通して、人の道は斯くあるべきと教えて頂いたようだ。
最後は、明日は風が吹くぞぉぉぉっと声上げ目を輝かせ、
スタジオを後にされました。
明日、石丸さんのホームゲレンデの三浦海岸で、
一番元気に海上をウィンドで走っている人がいたら、
まさにご本人かもしれません。
*番組内でお聞きした「相模湾横断ウィンドサーフィンチャレンジ」は、
湘南PM(10/21)の番組ブログをご覧くださいね。