鎌倉由比ヶ浜 稲村ヶ崎寄り。
子供のからよく遊んだ海岸ながら、思い出すのはボディボードの修行。
少し波が大きく風も入り、ウィンドサーフィンも何挺も出ている中でのマンツーマンスクールだった。
始めて2回目だったかな?
根性!ってな感じで、波に乗ろうと必死になっていたあの日の潮の辛さや
曇天の空の色、砂まみれのザラザラ感を、この砂浜に座るたびに思い出す。
なぁんて思い出に浸っていたら、近くで体格の良いおば様が一人、
砂浜に座り込んで透明の大きめなタッパーを取り出し、もくもくと食べ始めた。
ちらりとみると、たっぷりの真っ白いご飯の上にシラスとみじん切りの青菜が載っていた。
白色と緑色がぴかぴかと光っている。
浜に上げられた漁船からは、ほんのり潮の香りがした。