相手がある競技では、当然勝者がいて敗者がいる。
勝った者の表情や言葉からは希望や夢を与えてくれる。
でも負けてしまった選手の、涙以外に言葉も出ない悔しさ溢れるその表情からは、
無になった人間らしさが感じられ、ぐぐっとくる。
人間って、子供でも大人でも悔しさを感じる事はとても大切だと思う。
簡単に諦めたりここまでと終わりを決めることは、楽なことだ。
でも「これじゃない、ここじゃない!」という気持ちは、
「まだいけるっ!」という次への道を開くことになる。
未来を自分で作っていく、そんな力となるのではないだろうか?
流れた涙が強いバネになって、きっとそれが上へと向かう
ステップ台になると思う。