インドネシアの染め、バティックのブランド「BIN house」に憧れていた。
全てが手作業で、薄くやわらかい絹に色とりどりの花や伝統柄が描かれている。
いつかジャカルタに行った時に手にとってみたいと思っていたら、
鎌倉に日本支社があると聞き、訪ねてきた。
写真で見るよりも、ずっと素朴な色合いにまず驚いた。
手触りはしなやかで、まるでトンボの羽みたい。
そんなに繊細なのに、人の手と心のぬくもりが感じられる。
BINさんは、このジャカルタの伝統文化を絶やさないため一人で立ち上げ、
今や世界各国のセレブリティに愛用されているのだ。
日本側も、とても聡明で知的な印象の女性が支えられていて、
色々な現地の文化や宗教感、BIN houseの魅力や
BINさんについてお話を伺っていたら、あっという間に2時間も経ってしまった。
1枚の布、1本の絹糸、1色の染料が結び付けてくれた縁に感謝。
写真を撮り忘れてしまったので、ご興味のある方は
HPをどうぞ。