岩手町のお母さんの味だと言う「ばっけ味噌」。
ばっけとは、岩手で言う「ふきのとう」のこと。
ご飯のお供としてご紹介したところ、
リスナーの方から「懐かしい!」とのメッセージを頂いた。
面白いことに、盛岡出身の父はほとんど食べたことがないそうで、
だいたいふきのとうなんてその辺どこにでも植わっていて、
食べ物と言うよりも「草」としてみていたのだとか!
春の味覚として楽しみにしている人からすると、
信じられないのではないかしら?
こういうおふくろの味って、地域の特徴がでて面白い。
ただ共通するのは、沢山食べて大きくなってほしいという母の心や、
忙しい合間に簡単に食べられて保存がきくという主婦の知恵、
そして簡単に手に入るその土地の味を生かしたもの、
そんな背景から生まれたものと言うこと。
皆さんの懐かしいお母さんの味やご飯のお共も是非教えて下さい。